この記事ではプログラミング言語であるPythonの国内でおこなわれている認定資格である
「Python3エンジニア認定基礎試験」と「Python3エンジニア認定データ分析試験」について解説します。これらの資格試験は一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会という運営団体が実施する民間資格になります。
この2つの資格は日本国内におけるPythonの資格試験になります。Pythonはデータ分析、機械学習やウェブアプリケーション開発などの幅広いことができるプログラミング言語になっていて、そのPythonの知識を深めることのできる資格試験です。
目次
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UdemyのPythonおすすめ33講座レビューリストPythonの検定資格「Python3エンジニア認定基礎試験」について
「Python3エンジニア認定基礎試験」は、Pythonの文法や基礎知識について問われる試験になります。Python初心者でも他のプログラミング言語に対する知見やプログラミング経験があれば取り組みやすくなっていてPythonの資格試験の中では最初に受けると良い資格試験になっております。
プログラミング未経験者の場合は試験対策に加えて、まずはプログラミングの基礎知識も合わせて身に着ける必要があります。
Python3エンジニア認定基礎試験の基本情報は下記になります。
受験料(一般) 11,000円(税込) 学割5,500円(税込)
出題形式 | 選択問題 |
試験時間 | 60分 |
問題数 | 40問 |
合格基準 | 70%以上(28問) |
試験範囲については主教材になっている「Pythonチュートリアル第3版」という参考書で、こちらの参考書に沿った内容で出題されています。Pythonの基礎的な内容や文字列やリストなどのデータ型やif文やfor文といった文法などプログラミングの基礎も試験範囲に含まれます。
下記のように出題範囲がしっかりと明記されてるので勉強しやすいです。
章 | 項目名 | 出題率 |
1章 | 食欲をそそってみようか | 2.5% |
2章 | Pythonインタープリタの使い方 | 2.5% |
3章 | 気楽な入門編 | 15.0% |
4章 | 制御構造ツール | 22.5% |
5章 | データ構造 | 17.5% |
6章 | モジュール | 5.0% |
7章 | 入出力 | 2.5% |
8章 | エラーと例外 | 10.0% |
9章 | クラス | 5.0% |
10章 | 標準ライブラリめぐり | 10.0% |
11章 | 標準ライブラリめぐり─PartII | 2.5% |
12章 | 仮想環境とパッケージ | 2.5% |
13章 | 次はなに? | 0.0% |
14章 | 対話環境での入力行編集とヒストリ置換 | 2.5% |
Pythonの検定資格「Python3エンジニア認定データ分析試験」について
「Python3エンジニア認定データ分析試験」は、Pythonを使ったデータ分析についての基礎や方法が問われる試験であり数学やPythonのデータ解析のライブラリであるPandasに関する知識についても出題されています。
「Python3エンジニア認定データ分析試験」は、「Python3エンジニア認定基礎試験」の知識を既に持っている前提の試験になっているので、まずは「Python3エンジニア認定基礎試験」の内容を理解してから「Python3エンジニア認定データ分析試験」に望むと良いでしょう。
「Python3エンジニア認定データ分析試験」の基本情報については下記になります。
受験料(一般) 11,000円(税込) 学割5,500円(税込)
出題形式 | 選択問題 |
試験時間 | 60分 |
問題数 | 40問 |
合格基準 | 70%正解 |
試験範囲は主教材である「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」に沿った内容となっています。
出題範囲は下記になります。
章 | 出題率 | ||
1 | データエンジニアの役割 | 5.00% | |
2 | Pythonと環境 | ||
実行環境構築 | 2.50% | ||
Pythonの基礎 | 7.5% | ||
Jupyter Notebook | 2.5% | ||
3 | 数学の基礎 | ||
数式を読むための基礎知識 | 2.50% | ||
線形代数 | 5.00% | ||
基礎解析 | 2.50% | ||
確率と統計 | 5.00% | ||
4 | ライブラリによる分析実践 | ||
NumPy | 15.00% | ||
pandas | 17.5% | ||
Matplotlib | 15.00% | ||
scikit-learn | 20.00% | ||
5 | 応用: データ収集と加工 | 0.00% |
機械学習を行うための数学的知識やPythonの分析ライブラリの運用知識が問われます。そして、JupyterNotebookなどのエディタの扱い方についても問われます。
数学の知識についても問われるので高校数学の内容が出題されるものもあるので微分積分や確率の分野を復習する必要があります。分析ライブラリについてはNumPy、Pandas、Matplotlib、scikit-learnの4つについて出題され試験問題の7割が出題されています。
受験スケジュールについて
「Python3エンジニア認定データ分析試験」と「Python3エンジニア認定基礎試験」の受験スケジュールは以下のとおりです。試験は通年行っており自分の都合の良いタイミングで受験することができます。
申し込み受付期間 | 随時受付 |
試験日 | 通年 |
試験会場 | 全国のオデッセイコミュニケーションズ テストセンター |
合格発表 | 即日 / 認定証は試験日の約4か月後に郵送 |
申し込みサイトからOdysseyIDを取得する必要があります。
試験会場は、毎日受験できる会場もあれば曜日が決まっっている場所もあるので事前に確認しておく必要があります。
まとめ
Pythonの国内の認定資格である「Python3エンジニア認定基礎試験」と「Python3エンジニア認定データ分析試験」の資格試験を受ける事でPythonを学ぶきっかけにもなったり理解をより深めることにも役立ちます。さらに資格取得をすれば対外的なスキルの証明にもなり就職・転職・キャリアップに有利なる可能性もあります。
Pythonを扱うAIエンジニア、データ分析官などのデータサイエンス職を目指す方やキャリアアップが目的の人もPython3エンジニア認定試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。以上、Pythonの国内の認定資格である「Python3エンジニア認定基礎試験」と「Python3エンジニア認定データ分析試験」についてでした。
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