この記事では、Pythonの文字列として出力する事ができるシングルクォーテーションや
ダブルクォーテーションの使い方について解説していきます。
目次
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UdemyのPythonおすすめ33講座レビューリストシングルクォーテーションやダブルクォーテーションは下記のように指定します。
“文字列”
‘文字列’
シングルクォーテーションとダブルクォーテーションに違いはないので基本的にどちらを指定しても構いません。
text1 = "こんにちわ。"
text2 = "こんにちわ。"
print(text1 == text2)
結果:
True
このように同じ文字列を意味する真偽値がTrueになりました。
Pythonで文字列の中でシングルクォーテーション(ダブルクォーテーション)を使う方法
文字列の中でシングルクォーテーションを使いたい場合はダブルクォーテーションで囲みダブルクォーテーションを使いたい場合はシングルクォーテーションで囲むとエラーを回避して出力することができます。
print('おはようございます。"こんにちわ。"こんばんわ。')
print("おはようございます。'こんにちわ。'こんばんわ。")
結果:
おはようございます。"こんにちわ。"こんばんわ。
おはようございます。'こんにちわ。'こんばんわ。
文字列の中でエスケープシーケンスを使うことでシングルクオーテーションやダブルクォーテーションで囲った文字列の中でシングルクオーテーションやダブルクォーテーションを文字として出力することもできます。
print('おはようございます。\'こんにちわ。\'こんばんわ。')
print("おはようございます。\"こんにちわ。\"こんばんわ。")
結果:
おはようございます。'こんにちわ。'こんばんわ。
おはようございます。"こんにちわ。"こんばんわ。
シングルクォーテーションやダブルクォーテーションで囲んだ文字列は改行して複数行にしようとするとエラーになるので文字列の中で改行するにはエスケープシーケンスの\n を使います。
print("おはようございます。\nこんにちわ。\nこんばんわ。")
結果:
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。
このように文字列中にエスケープシーケンスを使うことで柔軟に文字列を出力することができます。
Pythonで用意されているエスケープシーケンスの一覧はこちらの記事で確認できます。
Pythonでトリプルクォーテーションを使い文字列を出力する方法
Pythonで文字列を入力するにはトリプルクオーテーションを使う事もできます。トリプルクォーテーションで囲うと複数行にわたって文字列を定義して出力することができます。トリプルクォーテーションはダブルクオーテーションやシングルクオーテーションを 3つ続けたもので文字列を囲います。トリプルクォーテーションの記述方法は下記になります。
“””文字列”””
”’文字列”’
print("""おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。""")
print('''おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。''')
結果:
おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。
おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。
トリプルクォーテーションでは文字列の中での改行は文字としての改行として扱われて出力することができます。
text = """おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。"""
print(text)
結果:
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。
トリプルクォーテーションを使う場合は文字列を囲む最初の “”” の直後から文字列として扱われるので””” のあとで改行すると文字列の先頭に改行が入ることになります。
text = """
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。"""
print(text)
結果:
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。
文字列の先頭に改行を含めたくない場合には “”” の直後に \ を記述します。
text = """\
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。"""
print(text)
結果:
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。
エスケープシーケンスで改行することもできます。
text = """おはようございます。\nこんにちわ。\nこんばんわ。"""
print(text)
結果:
おはようございます。
こんにちわ。
こんばんわ。
このようにトリプルクォーテーションを使って文字列を出力することもできます。
まとめ
この記事では、Pythonでシングルクォーテーションやダブルクォーテーションを使って文字列を出力する方法や、トリプルクォーテーションを使って複数行にわたる文字列を出力する方法について解説しました。以上、Pythonで文字列を囲むシングルクォーテーションやダブルクォーテーションの使い方についてでした。
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