Pythonでリストの要素を追加するにはさまざまな方法があります。こちらの記事ではそれらの方法を解説しています。
Pythonでリストに要素を追加するにはappend( )、extend( )、insert( )、演算子(+, +=)を使う事でリストに要素を追加することができます。これらの方法を一つ一つチェックしていきましょう。
目次
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UdemyのPythonおすすめ33講座レビューリストappend( )メソッドを使ってリスト(配列)の最後に要素を追加する方法
append( )メソッドを使うとリスト内に新しい要素をリストの最後に追加する事ができます。構文は下記になります。
number = [0,1,2,4]
number.append(5)
print(number)
結果:
[0,1,2,3,4,5]
文字列と整数などのデータ型を1つのリストに表示する事もできます。
number.append("タナカ")
print(number)
結果:
[0, 1, 2, 4, 5, ‘タナカ’]別のリストも要素として追加する事ができます。
number.append(["ヤマダ", "ウエダ"])
print(number)
結果:
[0, 1, 2, 4, 5, ‘タナカ’, [‘ヤマダ’, ‘ウエダ’]]append( )メソッドは1つのリストとして要素を結合して追加することができないのでリストの中に新しいリストが1つの要素として[‘ヤマダ’, ‘ウエダ’]を結合して追加する形になります。
extend( )メソッドで別のリスト(配列)内の要素を1つに結合して追加する方法
extend( )メソッドを使用すればリストに別のリストの要素を結合して追加する事ができます。追加できる要素はイテラブルオブジェクトと呼ばれる文字列、リスト、タプルなどの要素です。構文は下記になります。
リスト.extend(別のリスト)
number = [0,1,2]
number.extend([3, 4])
print(number)
結果:
[0,1, 2, 3, 4]リストに別のリストを結合して追加する事ができました。このようにextend( )メソッドを使うと、リストの最後に別のリストを1つのリストとして結合して追加する事ができます。
事前に作られたリスト同士を結合して追加することもできます。
number1 = [0,1,2]
number2 = [3,4,5]
number1.extend(number2)
print(number1)
結果:
[0,1,2,3,4,5]
引数に渡したリストの要素がそのまま元のリストの最後に追加されました。extend( )メソッドは別のリストの要素が追加されるのではなく1 つのリストとして結合して追加されることになります。
insert( )メソッドでリスト(配列)内に指定した位置で要素を追加する方法
insert( )メソッドを使うとリスト内の指定した位置に要素を追加する事ができます。インデックス番号を使って挿入する位置を指定します。第1引数にインデックス番号を指定して第2引数に挿入する要素を指定します。構文は下記になります。
insert(インデックス番号, 要素)
number = [0,1,2,3]
number.insert(0, "タナカ")
print(number)
結果:
[‘タナカ’, 0, 1, 2, 3]インデックス番号0の位置に”タナカ”が追加されました。このようにリスト内のインデックス番号を指定する事で好きなところに要素を挿入できます。
number.insert(2, "ウエダ")
print(number)
結果:
[‘タナカ’, 0, ‘ウエダ’, 1, 2, 3]インデックス番号2の場所に”ウエダ”の要素が追加されました。
insert( )メソッドも別のリストを追加することはできますがリスト内のひとつの要素として追加されることになります。
number = [1,2,3]
number.insert(3, [4,5])
print(number)
結果:
[1, 2, 3, [4, 5]]このようにappend( )メソッドと同じくリスト内に一つの要素として別のリストが追加されました。append( )メソッドとの違いはリスト内のインデックス番号を指定すれば好みの場所に新しいリストを1つの要素として追加する事ができます。
演算子(+, +=)を使ってリストに要素を結合して追加する方法
+演算子を使うと2つのリストを結合して新しいリストを追加する事ができます。。構文は下記になります。
変数 = リスト + リスト
number = [0, 1] + [2, 3]
print(number)
結果:
[0, 1, 2, 3]1つ目のリストの最後に2つ目のリストが結合して追加されました。どんどんリストを結合する事ができます。
number2 = number + [4, 5]
print(number2)
結果:
[0, 1, 2, 3, 4, 5]このようにリスト同士を結合して1つのリストに結合して追加していく事ができます。
+演算子とは異なり+=演算子を使うと新しいリストを作成しなくても複数の要素をリスト内に追加していく事ができます。
list = [1, 2]
list += [3]
list += [4, 5]
print(list)
結果:
[ 1, 2, 3, 4, 5]このようにリスト内に複数の要素を追加する事ができました。演算子(+, +=)を使うとリスト内に要素を追加したり、リスト同士を結合する事ができます。
まとめ
Pythonでappend( )、extend( )、insert( )、演算子(+, +=)を使ってリスト内に要素を追加する様々な方法でした。
append( )…リスト内の最後に要素を一つずつ追加する事ができます。
extend( )…リスト同士を一つのリストに追加する事ができます。
insert( )…リスト内の指定した位置に要素を追加する事ができます。
演算子(+, +=)…リスト内に要素を追加したり、リスト同士を1つに結合する事ができます。
これらの方法でリストに要素を追加することができます。以上、Pythonでリスト内に要素を追加する方法でした。
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